用地仕入れ営業に向いている人・向いていない人|セルフチェック付き

用地仕入れ営業は、他の不動産営業と比べても「向き不向き」がはっきり出る仕事です。筆者自身、この仕事で結果が出ず苦しんだ経験があります。今振り返ると、当時の自分に足りなかったのは能力ではなく、この仕事特有の”待つ力”でした。この記事では、実体験をもとに、向いている人・向いていない人の特徴をチェックリスト形式で整理します。

→ 用地仕入れの全体像はこちらで解説しています。

目次

セルフチェック:当てはまる項目はいくつ?

以下の項目に、いくつ当てはまるか数えてみてください。

  • [ ] 半年間、成果がゼロでも「そういう仕事だ」と割り切れる
  • [ ] 断られることに、いちいち落ち込まない
  • [ ] 地道な訪問や電話を、単純作業として苦にしない
  • [ ] 一度うまくいかなかった相手にも、また顔を出せる
  • [ ] 数字が動かない期間も、行動量だけは落とさない
  • [ ] 細かい役所調査や資料作成を、面倒だと思わない
  • [ ] 相手(仲介業者)の得になる動きを、先に考えられる

5個以上当てはまる人:用地仕入れ営業に向いている可能性が高いです。この仕事は成果が遅れて出るタイプの仕事なので、我慢強さがそのまま武器になります。

2個以下の人:今は向いていない可能性があります。ただし後述する通り、これは性格の欠陥ではなく、単に「まだ慣れていない」だけのケースも多いです。

向いている人の特徴

① 結果が出ない期間を「異常」だと思わない人 用地仕入れは、案件が半年〜1年取れないことも珍しくない仕事です。この期間を「自分がダメだから」と捉えず、「そういう構造の仕事だ」と理解できる人は、精神的に潰れずに続けられます。

② 断られることを、営業活動の一部として処理できる人 仲介業者への訪問は、断られることの方が圧倒的に多い仕事です。断られるたびに落ち込んでいては続きません。淡々と次に進める人が向いています。

③ 地味な繰り返しに価値を見出せる人 現地調査、役所調査、試算表作成——どれも派手さのない作業です。ここを丁寧にやり続けられる人ほど、後から評価される仕事です。

向いていない人の特徴、そして筆者の失敗

① 短期間で目に見える成果がほしい人 毎月のように契約が決まる仲介営業とは違い、用地仕入れは成果が出るまでのサイクルが長い仕事です。すぐに数字で認められたい人には向いていません。

② 一度の失敗で行動量を落としてしまう人

実体験:筆者自身がまさにこのタイプだった 筆者は用地仕入れ担当だった頃、「どうせ仲介業者に訪問しても案件なんか出ないだろう」と思い込み、動く前から半ば諦めていた時期があります。結果、案件はほとんど取れませんでした。今振り返れば、これは能力の問題ではなく、行動を止めてしまったことそのものが原因でした。向いていないと感じたときほど、実は行動量が落ちているだけ、というケースは少なくありません。

「向いていない」と感じたら辞めるべきか

向いていないと感じたら、まず疑ってほしいのは「本当に向いていないのか」「単に行動量が落ちているだけなのか」の切り分けです。筆者の経験上、多くの場合は後者です。ただし、それでも半年〜1年、行動量を維持しても結果に手応えがまったくない場合は、仲介営業や建売営業など、成果のサイクルが短い職種への異動・転職を検討する価値があります。

まとめ

用地仕入れ営業に向いているかどうかは、能力よりも「結果が出ない期間にどう向き合うか」で決まります。筆者自身、行動する前から諦めてしまったことが一番の失敗でした。向いていないと感じたときこそ、一度立ち止まって、行動量が落ちていないかを確認してみてください。

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